2024 国際宇宙産業展 ISIEX のABLabブース出展レポート

ABLabは、2月20日(火)から22日(木)の3日間、東京ビッグサイトで開催された「2024 国際宇宙産業展 ISIEX」にブースを出展しました。ブースでは、ABLabのサービス紹介と合わせて、ABLab会員の取り組みや事業を展示・紹介させていただきました。当日の様子を写真を交えてお伝えします。

2024 国際宇宙産業展 ISIEX
https://biz.nikkan.co.jp/eve/isiex/

ABLabブース

開催前日のABLabブース写真

ABLabブースでの展示物をご紹介します。

  • 宇宙ビジネスの実践コミュニティ「ABLab」
  • 宇宙事業向けアウトソーシングサービス「ABLab Works」
  • 宇宙服プロジェクト「ORBITAL」の試作品
  • Crater Orbs(月面マップビジネスプロジェクト)
  • SARデータ解析・分析サービス(Sigma-SAR研究所)
  • オンラインプラネタリウム(アストロコネクト)
  • 火星ローバー(ARES Project)
  • 宇宙産業をつなぐ帽子「T+」
  • 宇宙活動から構想を得て制作されたバッグパック「ESM」
  • space peace game(価値観を共有し合うカードゲーム)
  • 会員の著書
  • その他

個人法人を問わず、宇宙ビジネスの検討・挑戦をサポートする実践コミュニティ「ABLab」の紹介をさせていただきました。ブースに立ち寄られた企業担当者の方々からは、「情報収集を始めたばかりなのですが、、、」「うちの技術を宇宙でも活用できるか検討中です」と、多くの相談をいただけました。

また、2月にサービス開始した宇宙事業向けアウトソーシングサービス「ABLab Works」のほうも非常に好評で、その場で案件のご依頼もいただくほどでした。

ブース内では、ABLab会員の取り組みを展示しました。こちらは宇宙服プロジェクト「ORBITAL」の試作品です。未来の宇宙ファッションを提案することを目指しています。

ORBITAL
https://twitter.com/_obital

こちらのコーナーは、左側がABLab会員の著書や事業紹介フライヤーの紹介。そして右側が、月面地図プラットフォームの構築を目指す事業「Stellar Trails」の紹介。展示している模型は、月の地下空洞に投げ込み地形データを取得するデバイス「Crater Orbs」です。

ABLabの法人会員であるSigma-SAR研究所が提供するSARデータ解析・分析サービス(左側)は、独自の解析アルゴリズムで高精細・高精度な地形情報や地表変位情報を可視化し、災害対策や土地利用など広い分野で活用できる解析・分析サービスです。

オンラインプラネタリウム(右側)は、アストロコネクト社が提供するYouTubeのプラネタリウム番組で、毎週金曜日21時に宇宙や星をテーマに配信されています。同社が開発する、人工衛星カルタや御宙印帳(ごちゅういんちょう)などの宇宙グッズ等も展示しました。

Sigma-SAR研究所
https://sigma-sar.com/

オンラインプラネタリウム
https://onlineplane.astro-connect.com/

こちらは学生が中心になって火星ローバーの研究開発を進めるARES Projectの展示。開発中の6号機となるローバーを展示しました。

ARES Project
https://www.arespjt.jp/

左側は、人類の宇宙活動から構想を得て新たに提案するバッグパック「ESM(Essential Support Module)」。ABLab会員のヴォーターズ サワが企画・制作し、米DuPont社が主催する「Tyvek Design Award 2023」コンテストにおいて特別賞を受賞したものです。

中央にある帽子は、同じくヴォーターズ サワがプロデュースする、宇宙に携わるみんなを繋ぐ帽子「T+」。宇宙分野の企業や団体におけるチームキャップとして提案しています。

右側は、「space peace game」、プレイすることでお互いの価値観を共有できるカードゲームです。

ESM
https://sawavaughters.com/ESM/

T+
https://sawavaughters.com/t-plus/

space peace game
https://twitter.com/space_peacegg

まとめ

東京ビッグサイトで3日間に渡って開催された「国際宇宙産業展」。今年も、ABLab会員の取り組みを多くの方々に見ていただき、様々なフィードバックや、出会い、新たな機会に恵まれることができました。

引き続きABLabでは、宇宙ビジネスを検討・挑戦する会員をサポートし、今回のような展示会にも継続的に出展していく予定です。

ABLabへの入会をご検討いただける際は、ぜひご相談ください。

投稿者プロフィール

伊藤 真之
伊藤 真之代表理事
1983年、福島県生まれ。IT業界で約10年マーケティングの経験を積んだ後、ファンブック株式会社を設立し独立。2018年、当時小学1年生の息子と宇宙の勉強を始めたことがきっかけで、宇宙ビジネスの潮流を知り、半年後に宇宙ビジネスコミュニティ「ABLab」を創設。「地球上のすべての業界を、宇宙産業に巻き込む」というビジョンを掲げ、異業種から宇宙に挑戦する人や企業を支援し、事業創出と人材輩出に取り組む。