【カフェバー流れ星】京都大学 山敷庸亮教授と語る「地球と宇宙の持続可能な社会構築」

5月29日(木)、宇宙ビジネスの交流イベント「カフェバー流れ星」を開催しました。今回は、京都大学 大学院 総合生存学館 教授、SIC有人宇宙学研究センター長の山敷庸亮氏をゲストにお迎えし、「地球と宇宙の持続可能な社会構築」というテーマでお話を伺いました。

山敷氏が提唱する、宇宙移住のための三つのコアコンセプト(コアバイオーム、コアテクノロジー、コアソサエティ)について解説いただき、現在進められている有人宇宙活動のための技術とコンセプトの違い、応用の仕方、そして、これからの宇宙社会に向けて産業界が今取り組むべきことなどについてお話を伺いました。また、人類の宇宙進出によって実現する、地球と宇宙の持続可能な社会構築についても意見交換させていただきました。

トークセッションの中では、人工関節を持ちながら空手の段位を取得したご自身の経験や、放射性物質研究における困難や情報統制の問題、そして宇宙研究へと進んだ背景など、山敷氏の様々なエピソードにも触れていただき、なかなか聞けないリアルな話が大変興味深いものでした。

セッション終了後には、山敷氏によるシンセサイザーの生演奏も披露いただき、大変盛り上がりました。宇宙関係の作曲活動を多角的に行い、横浜宇宙プロジェクトテーマソング、京大ELPテーマソング、京都をテーマとしたソング、そして宇宙イベント等での演奏など、マルチに活動されている山敷氏。なんと、今回の大阪関西万博でも既に二度演奏されているとのことです。

今回は、NEOKYOTO、HEXACITY – Space Station Osaka、そして東京をテーマに作曲された新曲 NEOTOKIO を初披露いただきました。本ページの下部に曲のYouTube動画も掲載させていただきますので、ぜひご視聴ください。

シンセサイザーを演奏する山敷氏

カフェバー流れ星は、宇宙ビジネスに関心を持つ人が集う交流イベントです。宇宙ビジネスの実践コミュニティ「ABLab」が運営し、宇宙の仲間作りを支援しています。

5月29日開催のイベント概要

■本イベントのプログラム
・トークセッション
・参加者の自己紹介(参加者全員に発表していただきました)
・ゲストを含めたネットワーキング

■トークセッションについて

テーマ:「地球と宇宙の持続可能な社会構築」
ゲスト:SIC有人宇宙学研究センター長 山敷庸亮氏
聞き手:ABLab代表 伊藤真之

カフェバー流れ星への参加方法

次回以降のカフェバー流れ星に参加したい方は、ABLabのPeatixをフォローしてください。イベント公開時に通知を受け取ることができます。次回は年に数回のみの週末開催、2025年6月21日(土)15:00から「X-NIHONBASHI TOWER」での開催です。いつもと違う場所での開催になりますのでお間違えの無いようにお願いいたします。Peatixをフォローしていただき是非お申込みください。

山敷庸亮氏の新曲「NEOTOKIO」