【カフェバー流れ星】私、宇宙業界に転職しました。〜ABLabと歩んだ宇宙業界へのキャリアパス〜

2025年10月16日(木)、宇宙ビジネスの交流イベント「カフェバー流れ星」を開催しました。今回は、「私、宇宙業界に転職しました。〜ABLabと歩んだ宇宙業界へのキャリアパス〜」と題し、ABLabでの活動をきっかけに異業種から宇宙関連機関へと転職した2名の会員をゲストスピーカーに迎え、ABLab代表・伊藤真之とのトークセッションをお届けしました。
転職のきっかけや挑戦の過程、ABLabで得た仲間や経験がどのようにキャリアにつながったのかが語られ、リアルな体験談に触れられる貴重な機会となりました。
トークセッションの内容を一部抜粋してご紹介します。なお、本レポートでは、ゲストお二人のお仕事に配慮し、お名前や所属機関は伏せつつ、内容の一部をご紹介させていただきます。
トーク内容のご紹介
ゲストのバックグラウンド
お二人はいずれも異なる業界でキャリアを積みながら、「宇宙」という分野への強い関心を抱き、挑戦を重ねてきました。一人は地理空間情報やマッピングに関わる研究経験を持ち、学生時代から事業やクリエイティブ活動に取り組んできた人物。もう一人は商社での営業経験やものづくりへの関心を背景に、地域活動も行いながらキャリアを築いてきた人物です。

ABLabとの出会いとキャリアの広がり
二人ともABLabを通して仲間と出会い、宇宙ベンチャーでの活動に参加。またABLabのプロジェクトとして、月面探査関連や、宇宙機器の試作など、実践的なチャレンジに取り組みました。
こうした活動を通して、宇宙分野での経験や人とのつながりを得ることができ、結果的に宇宙関連機関への転職という新たなキャリアを切り拓くことにつながりました。
宇宙関連機関での現在の業務
現在は、国際的なカンファレンスの運営や、海外宇宙機関との協力、民間企業の海外展開支援など、幅広い業務を担当しています。組織間をつなぐ「橋渡し役」として活躍しながら、国際的な舞台で宇宙分野の発展に貢献しています。
今後のビジョン
お二人が語った将来像はそれぞれ異なりますが、共通しているのは「これまでにない宇宙ビジネスの可能性を切り拓きたい」という思いでした。
- 一人は「人類がまだ見たことのない領域を可視化する」という長期目標を掲げています。
- もう一人は、将来的に新しい技術や素材を活用した事業立ち上げを構想しています。
まとめ
今回のセッションで印象的だったのは、宇宙業界に入るための「特別な入り口」は必ずしも存在しない、という点です。「まずやってみる」姿勢と、人とのつながりを大切にすることが、新たなチャンスにつながる大きな要素であると実感させられました。
ABLabのプロジェクトや仲間との交流を通じて、異なるバックグラウンドを持つ2人が宇宙関連機関へとキャリアをつなげたストーリーは、参加者にとっても大きな刺激となりました。「行動することで未来は開ける」という実感を共有できた夜となり、参加者それぞれが次の一歩を踏み出すきっかけになったのではないでしょうか。

カフェバー流れ星について
カフェバー流れ星は、宇宙ビジネスに関心を持つ人が集う交流イベントです。宇宙ビジネスの実践コミュニティ「ABLab」が運営し、宇宙の仲間作りを支援しています。
■本イベントのプログラム
・トークセッション
・参加者の自己紹介(参加者全員に発表していただきました)
・ゲストを含めたネットワーキング
■トークセッションについて
テーマ:私、宇宙業界に転職しました。〜ABLabと歩んだ宇宙業界へのキャリアパス〜
ゲスト:シークレット(異業種から宇宙業界に転職したAさん、Bさん)
聞き手:伊藤 真之 一般社団法人ABLab 代表理事
カフェバー流れ星への参加方法
次回以降のカフェバー流れ星に参加したい方は、ABLabのPeatixをフォローしてください。イベント公開時に通知を受け取ることができます。

