ABLabは、日本初のURC出場を目指す学生団体「ARESプロジェクト」とスポンサー契約を締結しました
ABLabは、火星ローバーの研究開発を行う学生団体「ARESプロジェクト(代表:阿依ダニシ)」とスポンサー契約を締結しました。ARESプロジェクトは、火星ローバーの世界的な大会であるUniversity Rover Challenge(以下URC)に挑戦し、日本初の出場を目指します。ABLabは開発資金やプロジェクト運営、技術的アドバイス等の面において本プロジェクトを支援します。
ABLabは、世界的に拡大する宇宙市場を見据え、日本から世界と戦える宇宙事業を創出すること、そして宇宙事業のリーダーを輩出することを目的に、宇宙ビジネスのコミュニティを運営しています。コミュニティを通して、宇宙に対する一人ひとりの挑戦を後押ししています。この度、ABLab会員である阿依ダニシ、永原陵司、長岡佳汰らが新たなプロジェクトとして発足したARESプロジェクトの挑戦を支持し、協賛を決定いたしました。
University Rover Challenge(URC)について
URCは大学生を対象とした世界最高峰のロボット工学コンテストです。毎年6月に米国ユタ州南部の砂漠で開催され、出場チームは次世代の火星ローバーを設計・開発し、その性能を競います。毎年12月および3月に予選審査が行われ、選ばれた36チームが6月の本戦に出場することができます。これまで日本チームが本戦に出場できた実績はありません。
URC公式Webサイト
https://urc.marssociety.org/
ARESプロジェクトについて
ARESプロジェクトは、「世界レベルの火星ローバーを日本から」というビジョンを掲げ、日本初のURC出場を目指し発足した学生団体です。東北大学大学院でローバーの研究を行う阿依ダニシを代表として、慶應義塾大学の永原陵司、東北大学の長岡佳汰らを中心として2022年2月に結成されました。2022年12月現在、慶應義塾大学、東北大学,東京大学,筑波大学の学生約20名が所属し、東京(慶應大学)と東北(東北大学)の2拠点で分担して火星ローバーの研究開発を進めています。
ARESプロジェクト公式Webサイト
https://www.arespjt.jp/
クラウドファンディング等で更なる支援を募集中です!
ARESプロジェクトでは引き続きプロジェクトメンバーや、技術パートナー、スポンサー等、更なるパートナーを募集しています。また、2022年11月から2023年1月31日までの期間で、クラウドファンディングによる支援も募っています。
CAMPFIRE クラウドファンディング「日本初! 火星探査機の世界大会へ」
https://camp-fire.jp/projects/view/632663
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- 本件のプレスリリース
https://presswalker.jp/press/6030