宇宙就活2020にスポンサーとして出展しました

ABLabは、宇宙系企業と学生をマッチングするイベント「宇宙就活2020」にスポンサーとして出展しました。

ABLabは企業ではないので雇うことはできませんが、宇宙産業で活躍するもう一つの選択肢を提案してきました。

宇宙就活とは?

「宇宙就活」は、宇宙関連企業と、宇宙を仕事にしたい学生をマッチングする就活イベントです。

なんと、学生の団体が企画運営しているイベントです。

2020年は2月22日に大田区産業プラザPIOで開催され、19社の宇宙関連企業が集結しました。学生は200人近く集まっていたのではないでしょうか。僕は情報持っていないので感覚値です。

※おっと、記事公開後に宇宙就活の方から情報いただきました。参加者の数は、途中参加・途中退場も含めて約280名だそうです。すごいですね!

今年の講演会ゲストは、プラネタリウム・クリエイターの大平貴之さん。『学生時代の「夢中」と現在の夢』というテーマで、とても感動的な講演でした。こちらのレポートも別途書きたいと思っています。

宇宙就活
https://spacejobhunting.wordpress.com/

なぜABLabが宇宙就活に協賛するのか?

ABLabは企業ではないので雇うことはできません。
ではなぜスポンサーとして出展したのか?
ブースで学生たちに何を伝えたかったのか?

200人近い学生が集まっていましたが、必ずしも全員が宇宙関連企業に進むわけではないと思います。宇宙とは関係のない企業に進む方も多いでしょう。

僕らは、そんな彼らに、宇宙産業で活躍するもう一つの選択肢を提案したかった

宇宙開発に貢献するのは素敵なことです。でも必ずしも全員がそこに行く必要はない。近い将来、宇宙産業の裾野は拡大し、様々な企業が宇宙事業への進出を検討し始めます。

するとどうなると思いますか?

様々な企業で宇宙に詳しい人材が求められ、そして不足します。

つまり、今は宇宙と関わりのない企業に行き、その企業を宇宙事業に導く人材が必要になるということです。

宇宙開発の進歩とともに、様々な企業が宇宙事業に挑戦すること。それは、日本が宇宙産業で世界をリードするためには必ず必要なことです。

そういう生き方もかっこいいんじゃないか?

僕らはそれを伝えたかった。

当日の様子

企業ブースでは、20分の説明会が計7回行われました。20個のブースのうち、学生たちは7社の話を聞けるわけです。

こんな感じです。

こんな感じです。

ところが、、、僕らは違います。

学生たちは企業の情報収集にきているわけです。当然、ABLabのブースはこうなります。

「あ、やばい」と思いました(笑)

それでも、会場内で最も異色だった「ABLab」というよくわからん団体の話を聞いてみようと思ってくれた方がいました。話を聞きに来てくれた皆さんの好奇心を心から尊敬します。本当にありがとうございます。

本当に嬉しくて、一生懸命お話しました。

ABLabのプレゼン内容

当日お話した内容を簡単に紹介させていただきます。

と思ったのですが、やはり詳しく書きたいので、後日、別の記事としてまとめることにします。少しお時間ください。

※3/2追記
ということで別記事として公開しました。

https://ablab.space/note/space-job-201902/

ABLabへの入会を決めてくれた方へ

宇宙就活をきっかけにABLabへの入会を決めてくれた方もいました。共感してくれて、本当にありがとう。

入会は下記のCAMPFIREのサイトからお願いします。
https://camp-fire.jp/projects/view/86075

書籍「宇宙ビジネス入門」をプレゼント

宇宙就活をきっかけに3月8日までにABLabに入会いただいた方には、書籍「宇宙ビジネス入門」をプレゼントします。

そして、3月26日にこの書籍の著者である石田真康さんをゲストに招いた勉強会を予定しています。

ぜひ書籍を読み、そして同じ本を読んだ仲間や著者とディスカッションすることによって学びを深めていただきたいと思っています。

これから、同じ宇宙を志す仲間として、一緒に成長していきましょう。

まとめ

宇宙就活2020への協賛についてまとめました。

今回、初めての参加でしたが、とても素晴らしいイベントで感動しました。学生スタッフの皆さんの対応も丁寧で、何かと気をきかせていただいて、イベント品質の高さには驚きました。

ABLabとしても、引き続き「宇宙就活」を応援したい。来年もぜひ協賛させていただけたら幸いです。

投稿者プロフィール

伊藤 真之
伊藤 真之代表理事
1983年、福島県生まれ。IT業界で約10年マーケティングの経験を積んだ後、ファンブック株式会社を設立し独立。2018年、当時小学1年生の息子と宇宙の勉強を始めたことがきっかけで、宇宙ビジネスの潮流を知り、半年後に宇宙ビジネスコミュニティ「ABLab」を創設。「地球上のすべての業界を、宇宙産業に巻き込む」というビジョンを掲げ、異業種から宇宙に挑戦する人や企業を支援し、事業創出と人材輩出に取り組む。