宇宙教育プロジェクトの活動レポート(2020年12月)

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。宇宙教育プロジェクトのリーダーの福原です。

宇宙教育プロジェクトでは毎月1回、活動レポートをブログに更新しています。今日は2020年12月の活動レポートをお届けしたいと思います。

2020年12月の活動紹介

宇宙教育と一言でいっても、裾野が大変広く、人によって「興味のあること」や「やりたいこと」が違います。そこで宇宙教育プロジェクトでは、メンバーから「やりたい企画」を募集して、複数の企画を並行して進めるスタイルを採用しています。

2021年1月現在、宇宙教育プロジェクトでは5つ企画が立ち上がっています。

  • 中高生のためのオンライン部活
  • 宇宙教育ゲームの開発
  • 宇宙職業体験プロデュース
  • オンライン ジュニア天文合宿(次回は2021年春を予定)
  • バーチャル名刺背景の普及(ABLab内限定の取り組み)

これらの中で2020年12月に進捗のあった企画活動やイベントを紹介します。

THE QUIZ SHOW!!~ABLab宇宙知識王決定戦~

12月8日(火)、「THE QUIZ SHOW!!~ABLab宇宙知識王決定戦~」と銘打って、ABLabメンバー限定の宇宙クイズ大会をオンラインで開催しました。

現在「宇宙教育ゲームの開発」企画では、「宇宙飛行士選抜試験」を題材としたテーブルトークRPGの開発に取り組んでいます。このテーブルトークRPGのゲームで「宇宙に関するクイズ」を取り入れるために、宇宙教育のメンバーで知恵を出し合ってオリジナルクイズを作ってきました。

その数、なんと100問です!

この100問の宇宙クイズを使って開催されたのが、今回の「THE QUIZ SHOW!!~ABLab宇宙知識王決定戦~」になります。

オンラインイベントでは、司会である企画リーダーKKさんが1問1問クイズを読み上げていき、参加メンバーはスマホやパソコンを使ってGoogleフォームに回答を入力していきます。

クイズは全部で100問もあるので、1問あたり答えを考えられる時間はわずか20秒程度。最高得点者には豪華景品がプレゼントされるため、参加メンバーはみな真剣な表情です。

クイズの内容は探査機や宇宙ビジネス企業、自然など多岐にわたっています。さすが宇宙好きのABLabメンバーなだけあって、クイズの正答率は私たちの予想よりもずっと高かったです。例えばこちらのクイズ。

惑星の重力を使って、探査機を加速させる方法を何というでしょうか?

正解は「スイングバイ」なのですが、ABLabメンバーの正答率は100%でした。さすがですね。

そんな宇宙好きのABLabメンバーを一番苦しめたクイズは、こちらです!

探査機ボイジャーに積まれているレコードに収録されている世界各国の挨拶の中で、日本語は何番目にあるでしょう?

難しすぎますよね(笑)

正解は「26番目」。もちろん私も答えられなかったのですが、なんとABLabメンバーで正解した人が1名いました!ABLab、すごいですね。

オンラインに出席できなかったメンバーでもクイズ大会に参加してもらえるように、1週間ほどインターネットでクイズに回答できるようにしました。多くのABLabメンバーに参加いただけて嬉しかったです。

ちなみに、クイズの最高得点者の1名と、抽選で選ばれた5名の参加者には、ABLabメンバーに大人気のABLabマグカップが景品としてプレゼントされました!おめでとうございます!

今回のクイズ大会を通して、私たちが作成したクイズ100問の回答データをたくさん集めることができました。

実は今回のクイズ大会、各問題の難易度を知りゲームバランスを調整するという目的のために開催したのです。ABLabメンバーの協力のおかげで、クイズ100問を3つの難易度(初級・中級・上級)に分類することができました。

1月のオンライン開発ミーティングでは、これらのクイズを使って宇宙教育ゲームの試作品を作り込んでいきたいと思います。

(企画リーダー:KKさん)

中高生のためのオンライン部活

日本全国にいる「宇宙好きの中学生・高校生たち」の居場所となるオンライン部活を作る企画です。オンラインサロンABLabの中高生バージョンというイメージです。

12月の活動では、「オンライン部活の顔」になるだろう公式ホームページの制作に取りかかりました。

まずはホームページを載せるためのサーバーの準備です。宇宙教育で新しくサーバーを契約して、WordPressとテーマ、必要なプラグインのインストール作業を行いました。ABLabに詳しいメンバーがいたため、想定よりも短期間でセットアップを終えることができました。

次は、ホームページに掲載する内容について取り掛かりました。まずはホームページに掲載したい内容や項目をリストアップして、それらをカテゴリーやページに分類する作業を行いました。オンライン部活のコンセプトや活動内容が、当事者の中学生・高校生だけでなく保護者にもちゃんと伝わるようなホームページを目指しています。

1月の活動では、ホームページの設計図となるワイヤーフレームの作成とページの執筆に取り掛かっていく予定です。並行して、コンテンツ開発についても精力的に進めていきたいと思います。

(企画リーダー:福原)

2020年オンライン忘年会

2020年最後の定例会では、宇宙教育プロジェクトのオンライン忘年会を開催しました。

普段の定例会では真面目にミーティングをしていますが、忘年会のこの日はワイワイガヤガヤ〜。お酒を片手にみんなで一年を振り返りながら、仲間とゆっくり語らう時間を取ることができました♪

2021年も、みんなで仲良く宇宙教育プロジェクトに取り組んでいきましょう!

2020年12月の活動レポートは以上です。

プロジェクトメンバーを募集しています!

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ABLab宇宙教育プロジェクトでは、宇宙・教育・子供をテーマに様々な活動を行っています。

自分1人で企画を1コやるよりも、2人で2コやった方が良いものができます。それよりも、10人で10コの取り組みをした方が、もっと素晴らしいものができるでしょう。

同じ想いを共有できる仲間たちと一緒に、力を合わせて、子供たちのために活動していきたいと思っています。もし私達の活動に興味をもってくれる方がいましたら、ABLabで一緒に宇宙教育プロジェクトの活動に取り組んでいけたら嬉しいです。

ABLabに加入したら、まずは宇宙教育プロジェクトの定例ミーティングに参加してみてください。定例会は毎週火曜日と土曜日の20:30〜22:00にZoomで開催しています。企画のコンセプトや活動内容を聞いた上で、興味ある企画へご都合に合わせて参加することができます。

ご参加を心からお待ちしております。

(ABLabへの参加を検討される方はこちらをご覧ください。)

投稿者プロフィール

福原将之
福原将之教育コンサルタント/宇宙教育プロジェクトリーダー
宇宙教育プロジェクトのリーダー。理学修士。大学院時代は電波望遠鏡を使って「渦巻銀河における星間物質の進化」について研究をしていた。
現在は学校の教育コンサルタントとして、小学校・中学校・高校でアクティブ・ラーニングとICT教育の支援をしている。「世界中の子供たちの未来を明るく照らすこと」をミッションに、ABLabでは宇宙教育プロジェクトに従事。