宇宙天気キャスタを目指す~プロジェクトマネージャは語る~

宇宙天気タイトル

斉田季実治

NHKウィークリーステラにて特集「斉田季実治キャスターの一日に密着」

ABLab宇宙天気プロジェクトマネージャの斉田季実治さんがNHKウィークリーステラ(2021年7月30日号(7月21日発売))にて特集で紹介されました。この中で宇宙天気への興味について語っています。斉田さんはNHKニュースウオッチ9に気象キャスタとして出演されています。さらに、5月からNHKで放送されている朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」では気象考証を担当されています。その斉田さんが最近興味を持っているのが「宇宙天気」なのです。

斉田キャスタ宇宙天気を語る

紙面で、斉田さんは「テレビの気象予報の役割は変化している」「気象予報士の仕事の幅を広げていきたい」と語っています。そして、宇宙天気についても言及しています。

斉田)宇宙にも天気があるの?と思われるかもしれませんが、実は太陽活動により放射線や太陽風と呼ばれるプラズマが飛んできて、地球の周辺に影響を与えていて、そういった現象を「宇宙天気」と呼んでいるんです。民間の有人宇宙船の打上げが始まり、今後、人が宇宙旅行に行く機会が増えるでしょう。また、車の自動運転やドローンの操作などで、衛星のGPS利用はますます進みます。そうなると、衛星の誤作動が地上で大きな事故を引き起こすおそれも出てくる。近い将来、気象キャスタが宇宙の天気を伝え、宇宙からも「防災」をできたらと考えています。

ABLab宇宙天気プロジェクトでは斉田さんがメディアで宇宙天気を解説する日に向けて準備を進めます。ABLabでは一緒に活動してくださる仲間を募集しています。

投稿者プロフィール

玉置晋
玉置晋
宇宙天気プロジェクトリーダー。
衛星運用現場の宇宙天気インタプリタ・軌道上技術評価エンジニア。茨城大学で社会人大学院生(宇宙天気防災)。宇宙天気災害から世界を守る仲間を募集中。