「書けるようになるnote勉強会」を開催しました

note勉強会

2021年12月22日、元noteディレクターのみずのけいすけさんをお招きし、noteの書き方勉強会をZOOMにて開催しました。当日の内容を振り返ってレポートします。

noteとは

noteは2014年に誕生した、国産のウェブサービスです。

クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォーム。

note株式会社 説明資料

noteには以下の二つの特徴があります。

特徴1:書きやすい
直感的でわかりやすいインターフェイスなために、マニュアルを読む必要がなく、気軽に投稿することができます。

特徴2:公平
普段、ウェブメディアを使うときによく目にするものがあります。それは、「記事ランキング」と「広告」です。noteにはこの2つがありません。noteによると、ニューヨークのような「街」を目指しており、多様性を保つことを重視しているため、特定の記事にアクセス数が偏らないようにしているそうです。

読まれるコツとは

一番大事なことは、「誰に向けて、何を投稿するか?」を明確にすることです。

意外と、投稿者がどのような目的で記事を書いているか、誰に何を伝えたいのか、読んでいる人にはわかりません。だからこそ、勇気を持ってきちんと意思表示をする方が、様々な人から読んでもらうことができ、さらには応援してもらいやすくもなるのです。

具体的な秘策として、以下の3つのことを意識すると良いとのことでした。

  1. タイトルで中身がわかるか
  2. 冒頭をないがしろにしない
  3. こまめに改行できているか

普通の文章であれば「起承転結」に沿って話を進めることが多いですが、SNS社会においては適切ではありません。ネットサーフィン中に読者はまず記事のタイトルで読むか読まないかを決めています。そして冒頭の文章で最後まで読むかどうかを決定しています。この間、わずかコンマ一秒のタイムラグです。

そのため、確実に届けたい相手に記事を読んでもらうために、タイトルで内容を明らかにし、冒頭で読者の心を掴み、改行をして読み進めやすい文章を作ることが重要なのですね。

noteのオススメ機能とは

note独自の使いこなしたい機能についてもいくつか教えていただきました。その中から面白いと思った2つの機能を紹介します。

まず一つ目が「みんなのフォトギャラリー」の機能です。

ブログに添付する写真を探すのは意外と大変だと感じませんか。これは著作権の問題があるためなのですが、noteではその手間を省いてくれる機能があります。noteにある「みんなのフォトギャラリー」から写真を選ぶと、その写真の提供者さんの情報も同時に掲載されるのです。この機能のおかげで、ライターは書くことに集中でき、写真提供者はより多くの人に写真を届けることができるのですね。

二つ目はリアクション機能です。

投稿に対して読者が「スキ」を押したときや自分をフォローしてくれたときに、そのリアクションをカスタマイズしてつけることができます。例えば、「ありがとうございます」という感謝の文言が出るようにしたり、花言葉が出るようにしたりできるのです。自分のキャラクターに合わせてコミュニケーションを取れるのは面白いですね。

質問タイム

最後に質問の時間を設けてくださりました。参加者からは、「SNSはどう活用すれば良い?」や「一つの記事にはどれくらいの文字数がベストなの?」また、「更新頻度はどれくらいがベストなの?」といったたくさんの質問が飛び交いました。

みずのさんからは、

「自分の体力に合わせて、しんどくない範囲内で続けていけば良い。その場合、自分ができると思うレベルの少し下の水準を目標にすることがポイント。セルフブランディングのためのnote発信では、まずどのくらいモテたいか?を考えてみよう。」

といったお言葉をいただきました。

まとめ

今回のnote勉強会は、ABLabのメンバーがセルフブランディング力や情報発信力を高めることを目的として企画されました。noteについて学べたと同時に、ブログやSNS全般に活用できる話がたくさんあり、参加された方々にとって非常に有意義な時間だったのではないでしょうか。

この度、ご講演下さったみずのけいすけさん、長い時間本当にありがとうございました!

またご縁があればどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者プロフィール

ゆい秘書/広報
ABLabの秘書兼広報。
現役大学生ですが、宇宙へのアツさは人一倍!
「たくさんの人に宇宙、宇宙ビジネスの魅力を伝えたい」という思いで日々、運営業務や情報発信のお手伝いをしています。