【告知】ABLab定例会 「衛星データ×AIの基礎知識&ハンズオン勉強会」(10/24)
みなさん、こんにちは。10/24(水)のABLab定例会のお知らせです。今回は「衛星データ×AIの基礎知識&ハンズオン勉強会」というテーマです。
近年、衛星データ利活用の話題が急速に増えてきた背景には、実はAI技術の革新が大きく関わっています。衛星データによって集積されているデータは、古いものも合わせると過去数十年ほぼ毎日観測していますので当然膨大なデータ量となります。このビッグデータを解析するためにAIという技術が用いられているのです。
とはいっても「そもそもAIって何?」「なんとなくわかるけど、実際にやるのは難しそう…」という方のために、今回はAIの基礎知識だけでなく、簡単な実践の時間も用意しました。最終的には自分の好きな画像を分類させるところまで行なっていきます。
開催概要
日時:2018年10月24日(水) 19:00-22:00 (18:30開場)
場所:渋谷
定員:20名(ABLab会員限定)
タイムテーブル
18:30-19:00 | 雑談タイム | お話したりボードゲームしたりします。 |
19:00-19:30 |
進捗報告会 | ABLabで現在進行中のプロジェクトの現状を共有します。NASAspaceAppsについても話すかも? |
19:30-20:30 | AIと衛星データ | AI技術の歴史や仕組みについてABLabメンバーの土屋さんからお話していただきます。 |
20:30-22:00 | AIをハンズオン形式で学ぶ | 簡単な画像分類を実践形式で学んでいきます。 |
AIと衛星データ
現在AIについて大学院で研究しているABLabメンバーの土屋さんに、機械学習全般の話から衛星データへの利用可能性についてご教授していただきます!内容は以下の2つとなっています。
⑴ AIとは?: AIの歴史とその利用先、Deep Learningの概要
⑵ 宇宙×AI: 宇宙分野におけるAIの応用事例や衛星データプラットフォームの紹介
AIをハンズオン形式で学ぶ
座学だけでは真に学んだとは言えません。実際に手を動かして機械学習の可能性を肌で感じましょう。事前に用意したプログラムを使用するので、簡単なステップのみで学習できます。
(1)猫品種分類
まずは、既存のデータセットを用いて猫の品種を分類してみましょう。パラメータやモデル構築の仕方によって分類精度は変わります。各チームで最適なパラメータを見つけ正解率で競いましょう。
(2)好きな画像を分類
今度は自分の好きな画像をダウンロードして、学習させてみましょう。選ぶ画像の質によって精度も変わります。もちろん衛星画像を使用しても構いません。各チームでどのような画像を分類できるか比較し議論しましょう。
【進め方】
1. チームに分かれる
2. 各チームで1台環境構築済みPCを使用※1
3. 機械学習を行う※2
4. 発表
5. フィードバック
※1 こちらで用意します。
※2 事前に作成したプログラムを用いるので、0から作る必要はありません。
投稿者プロフィール
- ABLab創設者の一人。大学院時代は大質量ブラックホールについて研究。 現在はリモートセンシングに関する仕事に従事。日本の民間宇宙産業発展に貢献したいと思い、ABLabに。S-Booster 2019にてJAXA賞を受賞し、小型衛星試験場のシェアリングサービス「SEESE」の事業化に向けて鋭意活動中!