【ABLabマンガ】最終回「ABLab」

ABLabは半年でどう変わった?

ABLabマンガの最終回です。
ABLabでは、多種多様なバックグラウンドを持つメンバーが、日々様々なプロジェクトを立ち上げ、熱量を持って取り組んでいます。
第1話を公開した2019年8月から約半年。これまで、5回にわたりABLabのメンバーやプロジェクトをご紹介してきました。
【第1話】
現在のABLabメンバーは80名超、30近いプロジェクトが同時並行で進んでいます。
「1週間情報をキャッチしないだけで全く違う姿になっている」ともいわれるABLabですが、この半年でどのような変化があったのでしょうか?

メンバーの多様性がより広がり、深くなった

宇宙に関するコミュニティというと、研究者やエンジニアといった人たちが集まっているように思えますが、ABLabには異業種から多様な人材が集まっています。
その多様性はより増してきており、Youtuber、元アナウンサー、デザイナー、医者等々、様々な業界出身のメンバーがABLabをリードしています。
最近は学生や20台前半のメンバーの活躍もめざましく、若いエネルギーが全体を活気付けています。
他方で、宇宙業界の情報やノウハウ、専門技術が必要なプロジェクトも増えてきました。
異業種からのメンバーはもちろんのこと、ずっと宇宙と向き合ってきたエンジニアをはじめとする宇宙業界出身者も着実に増えてきており、より実務を意識した活動ができるようになってきました。
このように、メンバーの多様性の幅が広がり、他方で専門性が深まるという、良いバランスが実現しつつあります。

プロジェクト

プロジェクトの増加と深化

SEESEのS-BOOSTER受賞

まずは何と言っても、SEESEがS-BOOSTER2019でJAXA賞を受賞したことは大きな成果でした。

【JAXAプレスリリース】
https://aerospacebiz.jaxa.jp/topics/news/s-booster2019/

現在、事業化に向けて活動中ということで、今後の展開が楽しみですね。

【SEESEがJAXA賞を受賞するまでの物語】

S-Booster 2019 JAXA賞
内閣府主催の宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster 2019」の最終選抜会が2019年11月25日に開催されました。そして、ABLabから出...

宇宙天気・宇宙医学はもはや研究機関!?

太陽活動から生じる様々な影響を考察する宇宙天気プロジェクト、宇宙空間で人体に生じる健康上の問題を考察する宇宙医学プロジェクトも盛り上がりを見せています。
日々様々な議論を重ねながら、研鑽を積んでいます。

【医療×宇宙の記事はこちら】
https://ablab.space/category/space-medicine/

専門知識がなくても大丈夫!プロジェクト”a”

宇宙業界の人と話をしていると、専門用語が連発して意味不明になったことはありませんか?
リモートセンシング?スペースデブリ?軌道上サービス?宇宙活動法?いや、もっと噛み砕いて説明してほしい!という話です。

全ての業界を宇宙業界に巻き込むというのに、そのような疑問を解消できる場がないとなると少々困ってしまいます。そもそもABLabはそういう場としての機能もあったはず。

そこで、宇宙ビジネスを一から自分達で学ぼうというありそうでなかったプロジェクトが立ち上がりました。アウトプットを意識し、目指すところは年末に開催される例の大規模イベントです。

大きな目標へ向けて着実に進行中

R2-D2を宇宙に連れていくプロジェクト

R2-D2を宇宙に連れていくプロジェクトでは、あの映画に出てくるドロイド型ローバーを製造するため、3Dプリンターを活用してモデルを作成しています。音声認識システムが出来上がりつつあり、R2-D2と会話ができるようになりました。

また、プロジェクト内でワークショップを開催し、ビジョンを定め、R2-D2が宇宙に行ったら何をしたい?私たちの生活はどうなるか?などのアイディア出しを通じて、「ワクワクExponential」を高めています。

今後、メンバーでなくとも参加できるワークショップやイベントを開催する予定です。

YAOKI

日本初の月面探査ミッションに挑む月面ロボYAOKIも次のステージに突入です。

メンバーの中島さん率いるDymonは、米Astrobotic社と契約を締結。2021年、YAOKIは月着陸船Peregrineから月の地に降り立ちます。

【YAOKIの動き、とくとご覧ください!】
https://www.youtube.com/channel/UCCVzXSYnQIyxIUexaQ-5hkw

YAOKIは数々のイベントに出展しています。
日本初の試みに直接触れることができるチャンスです。

Cafe & Bar流れ星の盛況、関西支部も!

以前は新宿で開催していたCafe & Bar流れ星(通称:カフェバー)ですが、日本橋に移転しています。
開けたオシャレなスペースで、月に1回オープンします。

【Cafe & Bar流れ星】

「Cafe & Bar 流れ星」は、月に一度だけオープンする、宇宙ビジネスに関心を持つ人が集うカフェバーです。ABLabが運営し、宇宙ビジネスの...

カフェバーでは、メンバー以外にも毎回多くの参加をいただいており、ネットワークを築いたり、カフェバーがきっかけでABLabに入ったという方もいらっしゃいます。

毎回盛況で、移転後早々にキャパの問題を考える必要が出てくるという嬉しい悩みを抱えています(笑)。

出張営業も好評で、他団体のイベント等で出張営業を行うようにもなりました。

また、関西でもカフェバーを開催しているので、ぜひ遊びに来てみてください。

【関西のカフェバー開催レポートはこちら】

関西支部の日下部です。 先日、1/17(金)に「Cafe & Bar 流れ星 in Kansai #2 」が大阪・なんばにて開催されま...

おわりに

ABLabでは、自分一人では成し遂げられないミッションに対しても、皆で協力して取り組むことができます。プラクティカルに言ってしまえば、人的物的リソースを活用し、自分の能力にレバレッジをかけ、大きな規模での取り組みが可能とも言えるでしょう。

ABLabは日々進化しています。
しかしそれは、経済が日々進化している以上当然です。「全ての産業を宇宙業界に巻き込む」ためには、経済の進化スピードに合わせていては足りないでしょう。
これからさらに加速していくためには、より多様なメンバーの参加が不可欠です。

「やりたいことがあるけど一歩を踏み出せない」、「同じような日常の繰り返しでつまらない」、「ひたすら楽しい事をしていたい」・・・

このような思いを持っているみなさん。ABLabで、思いきり活動してみませんか?

編集後記

全5回にわたり連載してきたABLabマンガも最終回を迎えました。応援していただいた皆様、ありがとうございました。

2020年は有人打上げや火星探査等、イベントが目白押しです。こうした宇宙開発の持続可能性を実現していくためにも、ABLabは、宇宙開発の課題に挑む人材を輩出していきます。

ところで、第1回を公開した際、主人公の名前を募集していたことを覚えているでしょうか?

Twitterで募ったところ、以下の候補をいただきました。

盆休 内助
青地 宙
主人公
海老 ラブ男
星野 隼人
宙希(ひろき)
住宙(すみきち) 拓海
興宙(おきみち) 拓海
星野 拓海(巧)
引田 一
星野 源
イーロン・マスク
海老 ラブ子

投稿いただいた皆様、ありがとうございました!

どれも素敵な名前で迷ってしまいますが、厳正な審査と塾考を重ねた結果、主人公の名前は

海老 ラブ男

とさせていただきました。
ツイートのいいね数、名前のインパクト、話題性、ワクワク度、ストーリー性など、総合的に考慮しています。

投稿いただいたHinata Oshimaさんには、何か良いものをお送りしておきます。

※残念ながら10万円(ABLab総選挙2019の副賞)は別の用途で使用します。

Special Thanks

まんがたり前田さん、上野りゅうじんさん、マンガ制作へのご協力ありがとうございました。

まんがたり
漫画家が漫画を書くことだけに集中できる環境を作る
https://www.mangatari-comictalk.com/

上野りゅうじん@本スペ&web漫画連載中
https://twitter.com/U_ryu_jin?lang=ja

投稿者プロフィール

星諒佑
星諒佑Auditor
外資スタートアップで奮闘しながら宇宙法に挑む企業内弁護士。専門は不動産とIT。
日本の宇宙ベンチャーが世界で戦っていける環境を構築するため、noteで「3分でわかる宇宙法」の連載をはじめ、ひたすら行動する日々。
宇宙法研究部会部会員、IT法研究部会部会員、シェアリングエコノミー研究部会部会員、リモートセンシング学会会員

毎週最低1回、100本まで更新するnote「3分でわかる宇宙法」
https://note.com/rys_star

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